モチベーションを保ち目標達成するには?

by Suzuka Niimura /日付:2020.9.30  
人事/総務/モチベーション/目標設定/目標達成/やりきる力

日常生活においても、仕事においても、
「モチベーション」を維持する、上げることに
苦労されたことがある方は多いと思います。

本記事では、
そんな誰もが一度は悩んだことのある「モチベーション」について
RIZAPならではの”ダイエット”にも特化してお伝えしていきます。

三日坊主で終わっているあなたの、あのモチベーションも
明日から復活できるかもしれません。


1.モチベーションとは


モチベーション(motivation)とは、
日本語で「動機づけ」や「目的意識」など、
行動を起こすときに必要となる心理的な理由を指します。
同じような意味を持つ言葉に、「意欲」「熱意」「やる気」などもあります。

仕事や日常生活の中でも「モチベーションが上がらない」
と諦めてしまったことや、
せっかく始めたにも関わらず「モチベーションが下がった」
ために三日坊主で終わってしまったこと、
みなさんも何度となく経験されたことがあるはずです。


2.モチベーションをキープさせる方法


このモチベーションですが、
何かを達成するための、非常に重要な原動力となっています。
しかし、そのモチベーションを維持させていくことは、思った以上に難しいものです。
どうやったら維持できるのでしょうか。

ここでは、わかりやすくダイエットを例にとります。


① 明確な目標を設定する

ダイエットを成功するために、
まずは明確な目標を立てるようにしましょう。

ぼんやりとした目標ではなく、
例えば「〇〇までに〇〇キロ痩せる」
「一週間に〇曜日と〇曜日はジムに通う」といった、
具体的な数字や日数を決めるのです。

いつ、何を、どのくらいするのかを明確に設定するが大切です。

さらに、これだけの目標設定だけにとどまらず、
この目標を達成して、自分がどんな姿になっていたいか、
も目標設定と一緒に決めましょう。

「3か月後までに5キロ痩せて、モデルのAさんのようにメリハリボディになりたい」
など、理想とする人を決めることも効果的です。
RIZAPでは、
この、目標設定が最も重要と考えています。
目標設定があることで、モチベーションを維持することができますし、
なにより目標が明確であればあるほど、成功に近づきやすいのです。

まだ目標が定まっていなかった方は、
ここから始めましょう。


② 逃げ道のOK基準を決めておく

目標が決まったところで、
実際に行動に移していくわけですが、
実際にやろうと決めたことが、守れない場合もあると思います。

そんな時、自己嫌悪に陥って、
ダイエットを諦めてしてしまう人も多いかと思います。
しかし、それだといつまで経っても理想のボディは手に入りません。

仕事で付き合いのある人やお世話になった方との約束は守れるけれど、
自分と交わした約束は中々守れないもの、
と最初から理解しておいて、
「約束を〇回までは破ってよし、でもそれ以上は罰ゲーム」など、
1回の失敗でダイエットを諦めてしまわないように
逃げ道も作っておくといいでしょう。

甘いものをNGとしている場合には、
「週に1回は〇kcal以下のお菓子は食べてOK」
など、OK基準をつくっておくことも
普段頑張っている自分へのご褒美になり、ストレスをため込まずに
続けることができるので効果的です。


③ どんなに小さくても、必ず行動すること

モチベーションを維持させるための秘訣、
それは無理のないように、しかし、確実に「行動する」ことです。
どんなに短い時間でも構いません。
例えば1分間のストレッチだけでもOKです。

この1分間の行動、毎日のアクションが、
脳や体への刺激や癖付けとなり、
ゆくゆくは本来取り組むべきトレーニングの架け橋となります。

また、「毎日スクワットを50回する」と決めていても、
気分が乗らないときもあると思います。
しかしそれは「50回もしなければならない」ということを
重荷に感じているだけで、
10回だけならば「やってみようかな」と思うかもしれません。

「50回できないから今日のスクワットはやめる」ではなく、
「10回でもいいんだ」と考え、10回でもできた自分を褒めてあげましょう。

”毎日””コツコツ”が大切です。


④ 場所や環境を変えてみる

いつもとは違う場所や環境に身を置いて励んでみるのも、
モチベーションを維持するために効果的な方法です。

自宅で行っていた筋トレをジムでやってみる、
いつも行っているスポーツクラブの異なる店舗に足を運んでみるなど、
トレーニングの場所や環境そのものを変えてみるのもいいでしょう。

また、新しいエクササイズにチャレンジしたり、
体を動かすことを目的とした旅行をしたり、
得意のアクティビティを極める合宿に参加したりなども有効です。

ダイエットやトレーニングの方法はひとつではありません。
今現在行っているやり方にこだわることなく、
自分を飽きさせないように自分自身をコントロールする意識を持ちましょう。


⑤ アンカリング効果を利用する

アンカリング効果とは、
ある刺激から特定の状態が引き起こされることを指す
心理現象のひとつです。

わかりやすくいうと、
「これをやる(行動)」と「こうなる(精神状態)」という、
条件付けのことを指しているといわれています。

たとえば、
自分のお気に入りの映画やゲームの中で流れる「気分が高揚する曲」を、
トレーニング前にあえて聞くことも、
アンカリング効果を発揮してくれるでしょう。

その曲を聞く(行動)ことで、
映画やゲームをしているときの高ぶった感情(精神状態)が呼び起こされ、
トレーニングに邁進できる、というわけです。



3.モチベーションの上げ方


目標に近づくために日々続けていると、
想い通りにならない焦りやいら立ち、油断やマンネリなどから、
モチベーションが低下してしまうこともあると思います。
気持ちが折れ、挫折しそうになることは
誰しも経験したことがあるはずです。

ここからは、一度下がってしまったモチベーションを
効果的に上げる方法を紹介します。

目標を諦めそうになったときのヒントにしてみてください。


① 目標の見直しをする

先ほど、モチベーションキープの方法について、
明確な目標を定めることが効果的とお伝えしました。

しかし、日が経つにつれて、
その目標が薄れてきてしまったり、
目標に近づかないことのストレスがたまったりするものです。

そんなときは、再度目標を見直してみましょう。

最終地点のゴールはそのままでも、
1週間、1か月ごとの細かい目標を定めて、
小さいゴールをクリアしていくと、達成感が生まれます。

一つ一つ成功体験を積み重ねていくことが大切ですので、
ぜひ、目標の見直し、ゴールの細分化を行ってみましょう。


② モチベーションの高い人と過ごす

モチベーションが高い人のそばにいることも、
下がってしまった自分のモチベーションを上げていく方法のひとつです。

「この人といると、なんだか前向きになれる」
そんな方と出会ったことが一度はあるのではないでしょうか。

モチベーションの高い人と一緒に過ごすと、
迷っているときに的確で前向きなアドバイスをしてくれたり、
落ち込んでいるときには勇気付けてくれたりなど、多くのメリットがあります。

周りにそのような人がいない場合は、
モチベーションが高いとされている著名人や歴史上の人物に触れたりして、
パワーをもらうといいでしょう。

モチベーションが下がってしまったことに罪悪感を持たず、
そんなときこそ、
ポジティブな人からサポートを得てみましょう。


4.まとめ


モチベーションを日々保ちながら、
目標に近づいていくことはとても難しいことです。

しかし、
ちょっとした工夫で私たちのモチベーションは変えることができます。

この記事を読んでいるあなたも、
何かヒントを得たのではないでしょうか。

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