テレワークでも健康管理できる人と、できない人の違いは?

by Suzuka Niimura /日付:2020.7.31  
人事/総務/健康経営//健康管理/オンライン/テレワーク/在宅勤務/新しい生活様式/健康施策

法人事業部を支えるあの人と対談企画!

第一回目のテーマは、
今後もテレワークがどんどん広がっていく現状を踏まえて、
「テレワークでも健康管理できる人と、できない人の違いは?」
としました。

そして今回は、弊社で講師を努めるこの方にリモート対談を行いました。


この方とは、講師の澁谷直貴さんです!
▼本日の対談相手
澁谷 直貴(しぶや なおき)
 RIZAPパーソナルトレーナー
 日本トップトレーナー協会認定(JTTA)
 野菜ソムリエプロ・調理師免許

RIZAPに入社後、店舗でパーソルトレーナーとしてゲストのボディメイクを担当。
コミュニケーション能力や柔軟性の高さから、「店舗で任せられるトレーナーNo.1」として活躍。
現在は、法人事業部にて日本全国を飛び回る講師として活躍中。
セミナーのオンライン化では第一線で体制を整える、講師のユニット長。

▼インタビュー担当
新村 朱々佳(にいむら すずか)
法人事業部マーケティングユニットのインサイドセールス担当として、
メールの配信や、ウェビナー企画・実施等を行う。
元々営業を担当していたこともあり、事業部内の業務を横断的に担当している。



(新村)澁谷さん、本日は宜しくお願い致します。
(澁谷)宜しくお願い致します。

(新)本日のテーマは「テレワークでも健康管理できる人と、できない人の違いは?」
なのですが、
本題に入る前に、澁谷さんのこれまでのご経歴をお伺いしてもよろしいでしょうか?
様々な経歴をお持ちと聞きました。

(渋)
はい。確かに様々な経歴ですね。笑

私は岐阜県出身で、高校の頃には2つ夢があったんです。
高校卒業後はその夢の一つである調理師として温泉旅館の厨房で働いていました。
そしてその後、高校の時のもう一つの夢だった、アパレルに進みました。

元々、コミュニケーション能力が低く、
幼いころは両親に、「自分の気持ちを言葉にしなさい」とよく怒られていました。
なので、アパレルでのショップ定員としての6年間は、
かなりコミュニケーション能力が磨かれた期間でした。

(新)澁谷さんは出会ったころからホスピタリティに溢れた方で、
コミュニケーションが得意と印象にありましたが、
それにはこんなご経験があったんですね。

(澁)そうですね。
そして、20代後半の節目で自分と向き合った時に、
継続して人と接する仕事がしたいと思っていました。
「最高のサービスをする企業ってどこだろう」と探していたところ、
ひょんなことから、ある
カフェと出会いました。

そのカフェは、
自分のサービスをお客様に”押し付ける”のではなく、
”一人ひとりにあったサービス”を提供しているカフェだったんです。

実際にこのサービスを目の当たりにして感動を覚えました。
そして、この会社でサービスを学びたいと思い、入社しました。

カフェでは、11年間働きました。
成長しようと思う人は、どんどん成長できる環境で、
コーヒーセミナーや、人材育成のクラスを開催したりしていました。

(新)カフェでもセミナーの講師をやっていたんですね!?

(澁)はい、そうなんです。
コミュニケーションはアパレルから磨かれてはきたものの、
人前で話すことは苦手だと思っていたんです。
でも、周りから「澁谷さんは、話が上手いですね」と言われるようになり、
自分はひょっとしたら人前で話すことが強みなのかもしれない、と
意識するようになりました。

自分は下手だと思っていたものを、
周りが上手く強みに変えて生かしてくれたんだと思います。

(新)ここまでで
調理師、アパレル、カフェと3社ですね。
この後がRIZAPですか?

(澁)いえ、まだあるんです 笑

そのカフェの次には、実は独立して飲食店を開きました。
一つチャレンジしたかったんですね。
しかしお店は上手くいかず、悩んでいた頃、
友人との会話にRIZAPがでてきました。
友人は「そういえば最近TVでRIZAPが紹介されていたんだよね」と
いう切り出しから、TVの内容を話してくれました。
そして、早速RIZAPを検索したところ、
RIZAPのHPには、「”人は変われる”を証明する」と書いてあったんです。

当時の私は人のキャパシティは決まっているんだから、
人なんて変われないと凝り固まった考えを持っていました。

でもRIZAPは”人は変われる”と書いてあるんです。
そして、RIZAPに通ったゲスト(お客さま)の方は身体だけでなく、明らかに表情も変わっているんです。
その姿に感銘を受けて、飲食店をたたみ、
RIZAPへの就職を決意しました。


(新)ありがとうございます。かなりの行動力ですね。
短い時間では語りつくせない、興味深いご経歴でした。
紳士的な佇まいと振る舞いはこういったご経験から生まれているのですね。

私は澁谷さんの、柔らかい雰囲気の中でもちょっとおしりをぺちん!と叩くようなモチベーションの上げ方が、 
セミナーを聞いていて、受講者をやる気にさせているなと感じるのですが、 
講師経歴の長い澁谷さんとして、「やる気にさせる」上で意識しているところはありますか?
(澁) そこは非常に意識している部分なので、そういってもらえると嬉しいですね。

私が一番気を付けていることは、信頼関係をまず構築することです。
「この人に心を開いても大丈夫かな」「頼りにできるかな」をクリアして、
自己開示してもらうこと。
環境がしっかり整ったうえで、ゲストの悩みを全てプラスに変換させて
そしてたまに、針をちくっとさすような感じですかね。笑


(新)ありがとうございます。 
それでは、私の興味が高まり前置きが長くなってしまったのですが本題に移っていきます。 
今回のテーマは、「テレワークでも健康管理できる人と、できない人の違いは」です。 

この状況で多くの企業様がテレワークを実施され、
以前弊社で行ったアンケートでは、 
85%の企業がテレワークを実施していると結果がでました。 
緊急事態宣言が明けた今でも、テレワークをされている方が多くいらっしゃいます、 
弊社もオフィス面積2分の1をかかげ、今後もテレワーク継続になりますね。 

メディアや友人との会話で多く聞かれるのが、 
「自粛太り」「コロナ鬱」 
などですが、その一方で 
「自粛になって痩せた」「なんか健康的な生活になった」 
といった声も聞くのです。 

澁谷さんはこの、テレワークでも健康管理できる人とできない人の差はどこにあるとお考えでしょうか。 


(澁)いくつかあると思いますが、
私の周りにいる方を見ていると、健康管理ができている人には
大きく分けて3パターンあると思います。

まずは、周りと定期的にコミュニケーションが取れているタイプ
これは、仕事の同僚でもいいのですが、
普段から連絡をこまめにとる仲間がいるということです。

連絡をとりあい、オンラインで顔を見せ合うことが習慣化されていると
リズムが崩れにくいと思います。

私の周りでは、
週2回、仕事の同僚とオンラインでつながって筋トレを行っていたり、
この期間だからこそ身体を絞ろうと、2人で一緒にボディメイクを頑張っていたり
という人達は健康的な印象です。


2つ目は、一人で目標に向かって没頭できるタイプです。
テレワークや外出自粛の流れになり、
家での時間がかなり増えたと思いますが、
家で自分の目標に向かって、ひたすら頑張れるタイプだと、
目標があるのでそこに向かって、自分をコントロールしていきますよね。
この時点で自己管理ができています。

実際に、この期間中に1人で黙々と資格の勉強を続けていた仲間がいます。
久しぶりにあっても変わらずキリっとしてましたね。笑


最後は、時代についていこうとするタイプかどうか、ということです。

健康になりたい人は、もう既に自分で探してみつけて何かしらやっているんですよ。

時代についていこうとするかどうかに関しても同じことで、
自ら状況を把握して、今自分に必要な情報をどんどんキャッチしていく
これができるかどうかかなと思ってます。

何か新しいものに対して疑念を持つのではなくて、
まずは自ら知ろうとする、人に頼る前にまず自ら調べる
こういう自主的な姿勢が、自己管理と紐づいているのではないかなと思います


(新)ありがとうございます。中々思いつかない観点でした。

この記事を読んでくださっている方は、
企業の人事総務、健康管理の担当者様が多いのですが、
気になることは、
どうやって自己管理できない人をできるように変えていけばいいのか
だと思うのですが、
この点に関してはどうですか?


(澁)そうですね、
もぐらたたき的な対策をやめることですかね 笑

少しずつ変わってきているとは思いますが、
事が起こってからの対処にお金をかけるのではなく、
事が起こらないような環境を整えていくことが大切です。

紙が破れない環境をつくっていく、という感じですかね。

あとは、しっかり目標があるかどうかということ。
目標の先のゴールが明確になっていることがとても重要で、 
明確な分だけが成功につながっていると思います

RIZAPでも目標設定は非常に大切にしていますが、 
何においてもここが重要と思っています。

(新)澁谷さん、ありがとうございました!





RIZAP法人事業部では、
今回の対談相手だった澁谷さんをはじめとする講師メンバーが、
日本全国の(時には海外にも!)企業や自治体にお伺いをして、
そこで働く従業員の皆さまに、
健康知識と目標設定の重要さをお伝えします。

現在は、集合型のセミナーよりも
オンライン形式のセミナーが増えてきておりますが、
「人が変わる」行動変容部分はオンラインでも変わりません。


澁谷さんのような、
・熱い想いをもった講師の話を聞いてみたい
・プロの生活習慣改善ノウハウを、うちの社員にも聞かせたい

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