▼本日の対談相手
澁谷 直貴(しぶや なおき)
RIZAPパーソナルトレーナー
日本トップトレーナー協会認定(JTTA)
野菜ソムリエプロ・調理師免許
RIZAPに入社後、店舗でパーソルトレーナーとしてゲストのボディメイクを担当。
コミュニケーション能力や柔軟性の高さから、「店舗で任せられるトレーナーNo.1」として活躍。
現在は、法人事業部にて日本全国を飛び回る講師として活躍中。
セミナーのオンライン化では第一線で体制を整える、講師のユニット長。
▼インタビュー担当
新村 朱々佳(にいむら すずか)
法人事業部マーケティングユニットのインサイドセールス担当として、
メールの配信や、ウェビナー企画・実施等を行う。
元々営業を担当していたこともあり、事業部内の業務を横断的に担当している。
(新村)澁谷さん、本日は宜しくお願い致します。
(澁谷)宜しくお願い致します。
(新)本日のテーマは「テレワークでも健康管理できる人と、できない人の違いは?」
なのですが、
本題に入る前に、澁谷さんのこれまでのご経歴をお伺いしてもよろしいでしょうか?
様々な経歴をお持ちと聞きました。
(渋)
はい。確かに様々な経歴ですね。笑
私は岐阜県出身で、高校の頃には2つ夢があったんです。
高校卒業後はその夢の一つである調理師として温泉旅館の厨房で働いていました。
そしてその後、高校の時のもう一つの夢だった、アパレルに進みました。
元々、コミュニケーション能力が低く、
幼いころは両親に、「自分の気持ちを言葉にしなさい」とよく怒られていました。
なので、アパレルでのショップ定員としての6年間は、
かなりコミュニケーション能力が磨かれた期間でした。
(新)澁谷さんは出会ったころからホスピタリティに溢れた方で、
コミュニケーションが得意と印象にありましたが、
それにはこんなご経験があったんですね。
(澁)そうですね。
そして、20代後半の節目で自分と向き合った時に、
継続して人と接する仕事がしたいと思っていました。
「最高のサービスをする企業ってどこだろう」と探していたところ、
ひょんなことから、あるカフェと出会いました。
そのカフェは、
自分のサービスをお客様に”押し付ける”のではなく、
”一人ひとりにあったサービス”を提供しているカフェだったんです。
実際にこのサービスを目の当たりにして感動を覚えました。
そして、この会社でサービスを学びたいと思い、入社しました。
カフェでは、11年間働きました。
成長しようと思う人は、どんどん成長できる環境で、
コーヒーセミナーや、人材育成のクラスを開催したりしていました。
(新)カフェでもセミナーの講師をやっていたんですね!?
(澁)はい、そうなんです。
コミュニケーションはアパレルから磨かれてはきたものの、
人前で話すことは苦手だと思っていたんです。
でも、周りから「澁谷さんは、話が上手いですね」と言われるようになり、
自分はひょっとしたら人前で話すことが強みなのかもしれない、と
意識するようになりました。
自分は下手だと思っていたものを、
周りが上手く強みに変えて生かしてくれたんだと思います。
(新)ここまでで
調理師、アパレル、カフェと3社ですね。
この後がRIZAPですか?
(澁)いえ、まだあるんです 笑
そのカフェの次には、実は独立して飲食店を開きました。
一つチャレンジしたかったんですね。
しかしお店は上手くいかず、悩んでいた頃、
友人との会話にRIZAPがでてきました。
友人は「そういえば最近TVでRIZAPが紹介されていたんだよね」と
いう切り出しから、TVの内容を話してくれました。
そして、早速RIZAPを検索したところ、
RIZAPのHPには、「”人は変われる”を証明する」と書いてあったんです。
当時の私は人のキャパシティは決まっているんだから、
人なんて変われないと凝り固まった考えを持っていました。
でもRIZAPは”人は変われる”と書いてあるんです。
そして、RIZAPに通ったゲスト(お客さま)の方は身体だけでなく、明らかに表情も変わっているんです。
その姿に感銘を受けて、飲食店をたたみ、
RIZAPへの就職を決意しました。
(新)ありがとうございます。かなりの行動力ですね。
短い時間では語りつくせない、興味深いご経歴でした。
紳士的な佇まいと振る舞いはこういったご経験から生まれているのですね。
私は澁谷さんの、柔らかい雰囲気の中でもちょっとおしりをぺちん!と叩くようなモチベーションの上げ方が、
セミナーを聞いていて、受講者をやる気にさせているなと感じるのですが、
講師経歴の長い澁谷さんとして、「やる気にさせる」上で意識しているところはありますか?